アボカドは世界一栄養価の高いといわれる果物です。
えっ!!果物って思う方もいるかもしれませんが、野菜ではなく果物。
他にも「森のバター」と言われるほど脂肪が豊富、
そして、「食べる美容液」とも言われています。
アボカドは旬が通年だから1年中食べれて、
味の面でもマグロのトロに似てるからおいしくて気軽に食べれる食材ですよね。
ただ、変色しやすくて日持ちしないので保存方法や保存期間、選び方にも注意が必要です。
今回はアボカドについていろいろと紹介してます。
もくじ
アボカドはどのように保存したら美味しく食べられるの?
アボカドは未熟なうちに収穫されて、ほとんどが輸入されています。
基本的に緑色のものが未熟で、熟してくるとだんだんと黒くなっていきます。
未熟なままや熟させたものなど、状態が様々なアボカドがスーパーなどに並びます。
調理にすぐ使うなら熟したもの、
すぐに食べない時は緑色に近いものを選ぶなど用途によって選び方を変えることもできます。
①アボカドは熟すまでは常温保存
食べごろになるには2、3日は必要です。
かごなどに入れて直接日の当たらない冷暗所にて保管するようにしましょう。
熟すのに適した温度は20度前後になります。
アボカドは暑い地域の果物なので寒さに弱く、
温度の低いところに保存しておくと低温障害を起こします。
また、高温すぎてもダメで27度以上で傷みはじめます。
早く熟したいって時は、ポリ袋にりんごやバナナと一緒に入れて保管するといいです。
りんごやバナナのエチレンガスがアボカドを早く熟させます。
②アボカド熟したら野菜室で保管
熟しているものならポリ袋に入れて、野菜室で3~4日。
1/2カットしたものなら切り口にレモン汁をかけて、ラップに包んで野菜室で2~3日。
種がついたまま残すようにしましょう。
種のおかげで空気に触れる部分が減って変色を少なくします。
カットしたものならその日のうちに食べましょう。
アボカドはレモン汁で変色を防止しましょう。
こちらの記事でレモン汁でどのくらいで変色するか調べています。
③アボカドの冷凍方法は?
アボカドを冷凍する時は、
一口大もしくは、スライスにカットしてレモン汁をかけてラップ。
フリーザーパックに入れて冷凍、保存期間は2週間を目安に使いましょう。
解凍する時は冷蔵庫内で自然解凍してから使用するのがベスト。
生で食べるより食感が落ちるのでソースなどにするか、すり潰してディップするといいです。
アボカドの選び方のポイントは?
アボカドの選び方のポイントをいくつかあげておきます。
・ヘタがしっかりついているもの。
・色は黒と緑色の中間のものを選ぶと良いです。
食べごろ前のものを選ぶと熟れすぎる前に食べれます。
しっかり黒くて熟した感じ。
緑と黒の中間くらい。このぐらいがベスト。
ちょっと未熟で硬い。
・ハリとツヤがあるもの。
・もってみて柔らかすぎず、硬すぎず、弾力があるもの。
見た目だけでなく、全体的なハリの部分が重要。
アボガドの実際に触って硬さを確認するべし。
触った時に皮が浮いていたり、ヘタ部分が柔らかいと熟しすぎです。
柔らかすぎるとくずれやすくなり調理しにくく、中の果肉も黒っぽく変色してきます。
実際に選んだアボカドでも、下部はちょうど良い弾力だったのですがヘタ部分(上部のみ)が柔らかいと・・・
上部のみが変色してしまっていることも結構あります。
ちなみに、アボカドの黒い斑点はポリフェノール類が変色したものなので、食べるのには問題ありません。
ただ、斑点ではなく上部のように黒くぐちゃぐちゃだと取り除いて食べることになりますね。
緑と黒の中間ぐらいのアボガドが一番いい感じの熟し具合でした。
ただ、中身を切ってみないことにはアボカドの当たり外れがわかりにくいので、
アボカドの選ぶのを失敗した時、あまりにも黒くなっているなあ~という時は、
購入したスーパーで交換して対応してくれるはずです。
アボカド選びに自信ないな~って思うなら、
硬い緑色のアボカドを買ってきて、お家で食べ頃になるまで追熟させるという手もありです。
アボカドが世界一栄養価の高いといわれる理由
アボカドの栄養成分の特徴は脂肪が豊富ということ。
アボカドの2割近くは、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸で占めています。
食べる美容液いわれ老化防止効果が期待される栄養成分が特に多いです。
・ビタミンE⇒抗酸化作用
・ビタミンB1
・ビタミンB2
・ミネラル
・食物繊維
ただ、高カロリーなのでダイエットには向いていないとされています。
体力回復や成長期の栄養補給には最適です。
また、アボカドのビタミンB群の中には、100gあたり84μgの葉酸も含まれています。
アボカドは加熱せず生で食べるのが基本!
アボカドは加熱すると、
ビタミンB群、ビタミンÇ、カリウムやナトリウムといったミネラルも半減してしまう。
なので、基本はサラダやマリネにして食べるのがいいですね。
トマトやマグロ、サーモンなんかは相性も良くておいしいですし、
アボカドの脂質の一緒に摂るとリコピンなんかは、体内吸収率がアップする。
もちろん、わさび醤油でマグロと思って食べるのもOK。
アボカドの種は再利用できるの?
アボカドの種ってかなり存在感のある種ですよね。
なんか、もったいないって感じる人もいるかもしれません。
もし、再利用するならいくつか方法を紹介しておきます。
①観葉植物として育てる。
実際、私も自宅のキッチンで育てたりします。
ちょっと、芽が出て観葉植物とは言えませんがこんな感じです。
アボカドの画像で検索するとかなり多くの育ったアボカドの種が見れますよ。
②実はアボカドの種も栄養が豊富だった。
アボカドの種もアボカド同様に栄養分が含まれています。
ビタミンやミネラル、水溶性食物繊維が豊富。
さすがにそのまま食べることはできないので、沸騰したお湯に10分ほどに出して煮汁を飲むと、
腸内環境を整えたり老化防止効果も期待できるとされています。
ちょっとした豆知識で知っておくとおもしろいですね。
まとめ
アボカドは変色して傷みやすく保存期間も短いので、
食べる直前に熟したものを購入して食べるか?
食べる予定に合わせて未熟なものを熟させて美味しく食べるようにしたいです。
クリーミーな口当たりが癖になりますし、油分が多くても子供でも食べやすくて好きになる食材です。
アボカドは単に健康を維持するための食材にとどまらず、
女性にとって魅力的な、「老化防止」「アンチエイジング」といった美容に関する効果が期待できるので積極的に食事に取り入れましょう。
スーパーなどで1個100円くらいで気軽に購入できるのもうれしいですね^^ではでは~