いつのことで何をすることなのか、よくわからないんですよね。
学校で教わることなのか、
家で教わることなのか、
私の実家ではそういう風習がなかったんですよね。
大人になって家庭を持つようになると、
こういう日本の風習も、
知っておかないといけないかもしれないですね。
今回は、
お彼岸っていつのこと?
お彼岸にすることは?
お彼岸に用意するものや過ごし方とは?
について紹介していきます。
お彼岸っていつのこと?
お彼岸は春と秋の年2回あります。
春のお彼岸は、
春分の日を中日にして、前後三日間のことを言います。
春分の日は年によって多少前後するので、
2015年は
春分の日が3月21日
なので、3月18日~3月24日の7日間になります。
ちなみに3月18日を彼岸入り、3月24日を彼岸明けと言います。
秋のお彼岸も同様に、
秋分の日が9月23日
なので、9月20日~9月26日の7日間になります。
ここで疑問、なぜ年2回もあるのか?
これはお彼岸の意味を簡単に言うと、
「ご先祖様を供養する日」
春分の日と秋分の日は、
昼と夜の長さがほとんど同じ日で、
太陽が真西に沈みます。
仏教の世界では、
あの世がある場所を西に定めています。
このことから、最もあの世との距離が近づく日。
その日に、あの世にいる先祖の方を供養したり、
お祈りしたりして故人を偲び心を通わせる。
一般の家庭でもこの風習が広まり、今でも続いています。
なので年2回あるんですよね。
お彼岸にすることは?
お彼岸の日を先祖の供養する日と考えると、
お彼岸にすることが見えてきます。
・お墓参りをする。
・仏壇にお供え物をして、お祈りする。
今の自分がいるのも、ご先祖様のおかげ。
ご先祖様の誰か一人でも欠けていたら、
自分は今ここにはいない。
当たり前のことだけれど、
普段の忙しい毎日を過ごしていたら、
忘れがちなことを思い出させてくれる日なんだなと思います。
お彼岸に用意するものや過ごし方とは?
【お彼岸に用意するもの】
☑お供え物
☑線香、ろうそく
☑仏壇やお墓に飾るお花
☑掃除道具
普通にお墓参りする時のものを用意すればいいです。
お彼岸の時のお供え物だけ特徴があり、
・春彼岸…ぼたもち
・秋彼岸…おはぎ
・彼岸団子
というものを用意するところが多いです。
これは、決まりというわけではなく、
故人の好きだったものをお供えすることもあれば、
季節の和菓子や果物などその都度かえて、
お供えしている家庭もあります。
【お彼岸の過ごし方】
お仏壇がない家の方もあるとは思いますが、
一つの例として参考にして下さい。
①家にある仏壇周りを掃除してあげる。
②お供え物にぼたもち、新しいお花を用意して飾ります。
③家族皆で、仏壇に向かってお祈りします。
④お墓参りに行きます。
⑤墓石やお墓周りの掃除します。
お墓の掃除は、子供も一緒にするのがいいですね。
なんとなくでも、
お墓って大事なもんだなというのが感じれたり、
先祖を思う気持ちになったりしたものです。
⑥お花やお供え物、線香などをお供えします。
⑦家族皆で、お墓に向かいお祈りします。
午前中にお墓参りを済ませてしまいます。
ぼたもちや彼岸団子はその日中に食べてしまいます。
まとめ
日本の風習であるお彼岸の意味や時期を知ることによって、
ご先祖様や亡くなった人を敬う気持ちや感謝の気持ち、
いろんな気持ちが不思議と湧いてくるものですね。
年2回のお彼岸、
必ずしもやらないといけない訳ではないですが、
こういう気持ちが大切なんですね。