ボールペンのインク汚れがシャツなどの衣服についた時、
洗濯してもとれない場合がありますよね。
また、ソファーの革部分についてしまうと、
今度はどうやって汚れを落とそうかと少し迷います。
生地などの素材をできるだけ傷めないで、
キレイさっぱり元通りにしたいもの。
今回は、衣服や革についたボールペンの汚れの落とし方として、
何を使うかをいくつか紹介します。
参考になれば幸いです。
もくじ
そもそも、ボールペンは落ちないようにできている?
さて、本題に入る前に、
ボールペンの油性、水性、ゲルインクなど種類にかかわらず、
ボールペンの汚れを完全に消すことはなかなか難しいです。
というのも、ボールペンメーカーは、
「ボールペンが落ちない、消えないこと」を前提に作られています。
簡単には落とせないことを念頭に、
また、色落ちや素材が傷んだりする可能性もあります。
行う際にはあらかじめ、目立たない所で試してから行うようにしましょう。
ご了承お願いします。
衣服や革についたボールペンの汚れの落とし方は?何で落とす?
★衣服のボールペン汚れの場合
①消毒用エタノール
②除光液
消毒用エタノールや除光液を含ませた布でふき取る。
また、衣服の下には当て布をして汚れの部分に直接数滴たらして汚れが抜けるまで叩きとる。
もしくは化粧用コットンにつけて、叩いてしみ抜きする。
消毒用エタノールは、色落ちを最小限に油性や水性の染料を落とせます
メーカーによる対処法でも消毒用エタノールや除光液を使用しています。
メーカーの対処法を確認してみてください。
③お酢
お酢を汚れの部分にしみこませて、汚れを叩きとる。
④油性の洗剤等を使う。
ボールペンが油性のものなら、油性のものを使うことで汚れを落とします。
・クレンジングオイル(水で洗い流せるもの)
・トニックシャンプー
⑤液体洗剤
汚れ部分に液体洗剤を直接つけてもみ洗いする。
それでもとれない場合、汚れ部分にのみ漂白剤をつけ、水やぬるま湯につけおきする。
漂白剤使用時には、酸素系、塩素系のどちらが使用可能か要確認。
生地を傷める可能性があるので長時間(2時間以上)はつけないこと。
ソファーやバックなどの皮についた汚れの場合
皮製品はかなりデリケートです。
安い合皮の物ならそこまで心配はいらないかもしれませんが、
本革や天然の皮の場合は、無理に汚れを取る前に商品メーカーに確認するようにしましょう。
①消しゴム
一般的に使われる消しゴムで軽く擦ってみる。
②消毒用エタノール
こちらも化粧用のコットンやティッシュに付けて拭く。
③台所用中性洗剤
中性洗剤を少しつけて軽く擦ってみる。
汚れがついたばかりなら有効です。
④ジフ
微粒子タイプのもので、
これも優しく擦ってみる。
⑤水のり
水のりを厚めにぬって乾かします。
剥がすときに薄く汚れが取れていきます。
これを何回か繰り返します。
最後に
最終手段です。
衣類の場合は自分でするのが不安だったり、落ちない時にはやっぱりプロに任せることをおすすめします。
いろいろあるクリーニング店の中でもおすすめは、
シミ抜き専門の宅配クリーニング 「クリコム」さん。
他のクリーニング店で断られた汚れも、落としてくれる可能性があります。
トライしたシミの98.1%は除去してきた実績もすごいです。