B型肝炎の予防接種が定期接種になって、
10月には4月生まれの赤ちゃんが受ける予定でいます。
そこでなんですが、兄弟姉妹で未接種の子供がいるとどうなんだろうと・・・
やっぱり、定期接種になるくらいだから子供全員受けるべきか?
3歳以上だと遅くて受けなくてもいいのか?
お子さんのことですから、色々と心配になりますよね。
今回は、
B型肝炎の予防接種は受けた方がいいの?
B型肝炎の予防接種は何歳までに受ける?
B型肝炎予防接種って副作用はどうなの?
というのを紹介していきます。
B型肝炎の予防接種は受けた方がいいの?
結論から言うと、受けた方がいいです。
上の子、兄弟姉妹といった子供全員が予防接種を受けておきたいです。
私自身も子供3人ですが、
上の子2人も赤ちゃんの定期接種を機にB型肝炎のワクチンを受ける予定です。
というのも、
①感染のリスク
B型肝炎の感染経路からも、
・集団感染
・父子感染
・思春期の感染
血液感染だけでなくて、汗や涙、唾液などの体液でも感染する可能性があります。
これからの集団生活や父子感染でも感染する可能性があるということ。
普段の生活において、どこでウイルス接触するかわからない。
将来のことを考えるとまだまだ長いですから、
そのリスクをずっと持ちながら過ごすよりはすぐに受けるべき。
また、感染経路がわからない感染もあるということ。
②大人よりも子供のリスク
大人よりも子供(特に3歳以下)については、
キャリア化、慢性化、劇症化する可能性が上がること。
③完治が難しい
一度キャリア化すると一生付き合わなければならない病気になってしまいます。
そして、治療薬があっても完治が難しいということ。
④海外からの感染
海外、特にアジア地域でのキャリアが多いと言われています。
海外から来られる外国人の方は、東京オリンピックに伴いますます増えることが予想できます。
また、海外やアジアへの旅行するときなども受けていれば安心できますしね。
もちろん、任意のものなので自費になりますし、
最終的に受ける受けないを決めるのは親の考えによります。
ただ、親としてあの時予防接種さえ受けさせていればっていうような後悔だけはしたくないなあと思います。
B型肝炎の予防接種は何歳までに受ける?
B型肝炎の定期接種の対象年齢が1歳になるまでとされているので、
子供さんが2歳や3歳、それ以上の年齢だともう遅いんではと思うかもしれないです。
でも、このB型肝炎の予防接種に何歳までといったものはありません。
何歳でもOKです。
予防接種の一つの考え方として、
受けられる年齢になったら早めに接種することが大切です。
B型肝炎の場合は、生後2ヶ月からになります。
3歳までに受けるのが望ましいとされています。
というのも、
・免疫がつきやすい。
・3歳までは感染するとキャリア化しやすい。それを防ぐ。
この理由からできれば、3歳までに受けたいですね。
ただ、4歳以上でも、ワクチンを早く接種した方が免疫も早く獲得できます。
遅くとも思春期を迎える10歳~15歳には、感染を防ぐためにも予防接種はしておきたいです。
B型肝炎予防接種って副作用はどうなの?
予防接種って副作用が怖い。
あまり受けたくないなあ~と感じるのは私だけじゃないと思います。
B型肝炎ワクチンの副作用については、
・ワクチンの接種した部分の痛みや腫れ、かゆみ。
・発熱
・体がだるい
と言ったものがあげられます。
どの予防接種にも起こりうるもので、
B型肝炎ワクチンだけが特出して副作用が出たりするものではありません。
世界的に見ても、WHOが1992年には定期接種が望まれるワクチンとしています。
三種混合やヒブワクチンなどと同じくらいに安全性の高いワクチンとして評価もされています。
他の予防接種と同様に、過度に心配する必要はないと思います。
まとめ
とにかく、B型肝炎の予防接種は子供のこれからの将来を考えて受けたほうがいいと思います。
これは、どの予防接種についても同じかもしれないです。
B型肝炎の場合は、家族内感染や集団生活での感染ということも考えられます。
逆に家族に感染者がいないから受けなくてもいいと考えるのも良くないです。
万が一のために接種しておくということを検討してみてくださいね。
子供が安心して大きく成長していって欲しいですからね。