ヴィンテージギター。
とにかく、よくわからないけど、
オーラが出ているような…。
そして、値段を見てびっくりですよね。
一度は、弾いたり触ってみたい!
いつかは買いたい!
なんて、
密かに思っていたりしないでしょうか?
今回は、
ヴィンテージギターの違いとは?
ヴィンテージギターの相場は?
ヴィンテージギターの注意点は?
というのを紹介していきたいと思います。
ヴィンテージギターの違いとは?
普通のギター、新品のギターとの違いって、
どんなところなのかちょっと考えてみたいと思います。
とその前に、
そもそもヴィンテージギターとは、
単純に古いギターのことをいう訳ではないです。
ただ、明確な決まりみたいなもんがないんですよね。
一般的に言うと、
・50年代から60年代(最近は70年代のもあり)
・ほとんど手作業
・材料も限られたもの素材
アコギならギブソン、マーチン。
エレキならギブソン、フェンダー。
というところが代表的。
じゃあ、
何が違うもか少し考えていきます。
①材質の違い
ギターに使われる木材、
マホガニー・メイプル・ローズウッド等の質が昔とは違うということ。
②作り手の違い
ほとんどが手作りであった時代から、
効率と生産性を重視したつくりかたへの変化。
簡単に言うと、
木材の材質が良くて、
腕の良い技術者によって、
手間をかけて作られたギター。
そして、よく言われる音の違い。
普通、新品のギターはフレッシュな音。
音がまだ若いなんて言われますね。
ヴィンテージギターは、乾いていて深みのある音。
ヴィンテージギターの魅力の一つとして、
その時代の音がするなんて、言われますよね。
ただ、
今までのそのギターが使われてきた環境や演奏者の使い方など、
経年変化による部分が大きいので、
すべてのヴィンテージギターが良い音がするかどうかはわかりません。
大切に日頃から、丁寧に扱われていたものなら、
普通には出せない音が出るのかもしれないですね。
★エレキだけヴィンテージギターの違い
エレキの場合は、
ピックアップが今とは違うという事が言えます。
ピックアップの技術自体が未熟で、
低効率、低出力で今のピックアップとは違う音を出すことができます。
最近では、ヴィンテージギターの音を再現するためにも、
低効率、低出力のピックアップも発売されています。
ヴィンテージギターの相場は?
ヴィンテージギターの相場ってどうなんでしょう?
イケベ楽器や三木楽器のオンラインサイトで見てみると、
15万円~50万円くらいのものが多く販売されています。
今、確認した物では最高で200万。
ヴィンテージエレキギターFender USA《フェンダーUSA》Telecaster Pink Paisley ’68 Maple Cap … |
主力で15万~50万円くらいの価格なら買う人も多いという、
現実に売れる価格が相場なのかもしれませんね。
サイトに載せているものだけなのと、
イケベや三木楽器がヴィンテージとしているギターなので、
人によっては、この年代はヴィンテージじゃないと思う方もいるかもしれないです。
購入の際に相場を参考にするには、最適ですね。
大手の楽器店なので、
偽物や状態が悪いという部分では安心感が全然違いますよね。
もっとレアなものが欲しい時、
もっと安く買いたいって時はオークションサイトになりますね。
ヴィンテージギターの注意点は?
ヴィンテージギターの注意点、
買う時のチェックや実物を触れられない場合でも、
注意点を知っていれば質問や確認もできるので参考にしてみてください。
ボディートップが膨らんでしまっている。☑持ち上げてみて、軽く揺さぶると、
中からカラカラと音がなる。☑ヒビがある。剥がれがある。
ネック、ヘッド、ボディ、エンドピンの力がかかるところ。
小さなヒビでも注意。☑ネックの反りがある。
☑ネックのねじれがある。
☑フレットが減る。指が引っかかる。
☑ペグ、ナット、ブリッジの部分の摩耗。
最後に音の確認が一番重要。
全ての弦と1フレットから最終フレットまで。
鳴らない、ビビリ、響かない、異音がするというところを中心に、
すべての音が鳴るのか注意が必要です。
まとめ
ヴィンテージギターが欲しいって思うようになったら、
ヴィンテージギターの重さや質感、
弾きやすさ、
音の厚みなんか、
すべて個人の好みみたいなもんですが、
決して安い買い物ではないので、
納得できるギターを買いたいですよね。