いよいよ、日本でも2016年の10月1日から
B型肝炎の予防接種が定期接種になりますよね~
現在、私も2016年4月生まれの赤ちゃんがいるのですけど、
B型肝炎についてや定期接種についていろいろとわからないことないでしょうか?
今回は、
B型肝炎の定期接種の対象年齢は?
B型肝炎の定期接種のスケジュールと間隔は?
B型肝炎の定期接種はなぜ必要?
そもそも、B型肝炎ってどんな病気なの?
私が疑問に思ったB型肝炎のことを紹介しています。
B型肝炎の定期接種の対象年齢は?
定期接種の対象年齢が1歳の誕生日を迎える前日まで、
つまり、0歳児だけということになります。
予防接種の回数は全部で3回になります。
十分な免疫を得るためには2回では不十分です。
もちろんこの期間は無料で接種できます。
対象者が2016年4月1日生まれの赤ちゃんからになります。
なので、4月生まれの子の場合は期間が短くなるので注意です。
ただ、過ぎてしまったとしても自費にはなりますが、
任意接種として受けることは可能です。
病院などによりばらつきがありますが、3000円~8000円くらいの費用が目安となります。
まずは、このことを頭に入れてスケジュールを考えていきましょう。
B型肝炎の定期接種のスケジュールと間隔は?
B型肝炎の予防接種は、生まれてから2ヶ月目から接種が可能です。
1回目から4週間後で2回目、
1回目から20週~24週間後(4~5ヶ月)に3回目。
4月1日生まれの場合は、
・10月に1回目
↓
・11月に2回目
↓
・3月に3回目
となります。
ちなみに最低でも11月11日までに1回目を接種していないと、
3回目は任意接種になります。
今後の一般的なスケジュールのポイントは、
生後2ヶ月後からなるべく早く受けるようにすること。
同時接種をすること。
標準とされている接種スケジュールでは、2ヶ月、3ヶ月、7~8ヶ月とされています。
例ではありますがスケジュールを紹介しておきます。
ただ、あくまでも例ですので、
かかりつけの小児科などでスケジュールは相談と確認するようにしてくださいね。
【生後2ヶ月~】
B型肝炎ワクチン①
ヒブワクチン①
肺炎球菌ワクチン①
【3ヶ月~】
4種混合ワクチン①
B型肝炎ワクチン②
ヒブワクチン②
肺炎球菌ワクチン②
【4ヶ月~】
4種混合ワクチン②
ヒブワクチン③
肺炎球菌ワクチン③
【5か月~】
4種混合ワクチン③
BCG
【9ヶ月~】
B型肝炎ワクチン③
B型肝炎の定期接種はなぜ必要?
なぜ、赤ちゃんの定期接種が必要になったのか?
①3歳以下の乳児が感染すると、キャリアになる危険性が高くなる。
キャリアというのはウィルスを体内に保有した状態で、
将来的に慢性肝炎、肝硬変や肝臓がんなどの命に関わる病気へとなる可能性があります。
というのも、3歳以下は免疫が未発達なので、ウィルスに感染したとしても、
ウィルスということを感知しないで肝臓の中に保有してしまう。
それが自覚症状がないまま、
大人になってから発症したりすることもあるからやっかいです。
②B型肝炎の感染の増加
日本の場合は、遅れていて世界ではB型肝炎ワクチンの接種は常識になっています。
やっと、定期接種になったと言われるくらいです。
感染については母子感染と水平感染があります。
母子感染については、出産時にすぐにワクチンの接種が保険対応でされます。
なので、母子感染することはほとんどなくなりました。
水平感染は主に血液や体液からの感染になります。
父子感染や原因不明の感染などもあり、それらを防ぐためにも必要です。
日本でも年々感染する人が多くなっているとされています。
将来において、うつらないうつさないためにも赤ちゃんからの定期接種が必要です。
ワクチンの効果については、以前までは一生続くとか30年とか言われていました。現在では、効果は年々弱まり10年~20年になる可能性もあると言われています。ただ、接種するとしないでは大きな差になります。
さらに、今後は10歳~15歳くらいで追加接種をしてより感染を防ぐことも考えられています。
そもそも、B型肝炎ってどんな病気なの?
一番最後に書くことではないかもしれませんが、
皆さんは、B型肝炎のことをどれだけご存知でしょうか?
私の場合、名前は知っていたんですけどほとんどわかっていませんでした。
少なくとも赤ちゃんの定期接種を機に、はじめてB型肝炎のことを真剣に調べたんですけど、
結局、難しいんです。
でも、いろんなのを見る中でここのが一番分かりやすかったというサイトがあります。
とにかく、私がアレコレいうよりもわかりやすいですし、
ここでB型肝炎の全体像をつかむことができると思うので参考にしてみてくださいね。
最後に
赤ちゃんには、たくさんある予防接種。
すべてをスケジュール通りにといきたいですが、
風邪ひいたりして受けれないってことも多くあります。
ギリギリのスケジュールではなくて、
余裕をもっておくようにしておきたいですね。
大切で可愛い赤ちゃんの防げる病気は防いで、
一緒に元気で健康な赤ちゃんに育てていきましょうね~