これって、食べてもいいの?
梅雨時期や湿気の多い時はなかなか食品の保存は難しいです。
今回は、
そうめんの虫食いは食べれるの?
そうめんの虫の駆除は?
そうめんの賞味期限は開封後いつ?
というのを紹介しています。
そうめんの虫食いは食べれるの?
虫食いのあったそうめんを食べたとしても、無害ではあります。
そうめんを天日干しにして、残っている可能性のある虫を追い出す。
虫食いの後の白い粉はきれいに払い落とす。
この2つが必要になります。
ただし、虫食いのあったそうめんなので食べたくなくなりますよね。
人それぞれではありますが、
そうめんの残数が少なかったり、あまり高級でないものであれば捨ててしまって、
食べないようにするというのも一つの考え方です。
一度、虫が発生したそうめん、虫のすみかになりかねません。
そうめんにつく虫は、「コクゾウムシ」「ジバンムシ」というのがつきやすいとされています。
そーめん自体は、小麦粉が主原料でそれを好んで食べる虫になります。
小さなゴキブリみたいな感じにも見えるので、食欲を一層落とすのは間違いありません。
そうめんの虫の駆除は?
虫の駆除は、
・そうめんを天日干し(直射日光)して虫を追い出す。
・そーめんを捨ててしまう。
なんですけど、天日干しは定期的に必要になりますし、
そーめんの中に幼虫などがいる場合もあるので、
駆除するという意味では廃棄するのが確実ではあります。
「コクゾウムシ」「ジバンムシ」それぞれをもう少し詳しく見てみると、
①コクゾウムシ
お米によくでるコクゾウムシ。
昔はよく見かけたけど、最近のお米ではめったに見かけなくなったように思います。
穀物に侵入して、穀物内に幼虫を産み付けます。
温度の変化がなく、少し湿った暗所を好みます。
日本全土でみられる虫で、特に4月~9月の間は虫の活動が盛んです。
②ジバンムシ
シバンムシは通称「死番虫」。
世界中に1000種類も生息する虫。
日本でも6月~9月によく出現。
小麦だけでなく、パンやビスケット、米粉、乾燥麺類に食害を与えます。
とにかく、保存状態が大切!
☑15度以下の低温で保管
☑容器に入れるなどして密閉保管
☑保存箇所の食品カスなどエサになるものの清掃
当たり前かもしれないですが、他の食品についていた虫が、
そーめんにきていることもありますので保管箇所の整理整頓、清掃も忘れずにしたいところです。
ただ、乾麺の保管はなかなか難しいこともあります。
湿度によっては密閉しているとカビの生える原因にもなります。
そうめんの賞味期限は開封後いつ?
とにかく、開封後は早く食べきるというのが一番です。
でも、普通に食べて置いておく期間、
1ヶ月とかなら全然気にせず食べたら良いです。
そもそも、そーめんは保存食であります。
なので、賞味期限も1年や2年、3年といったある程度の期間で設定されています。
良いそーめんになると、
作られてから2~3年が一番美味しいと言われ、
2年ものを「ひねもの」
3年ものは「おおひねもの」
なんて呼ばれる麺のこしが強くて、伸びにくい高級そうめんもあります。
こんなそーめんなら一度は食べてみたいですけどね^^
まとめ
虫食いのそーめんは食べても無害ですが、そーめんをおいしく食べれなくなります。
一度、発生してしまったら処分してしまうか、
虫を追い出して一気に食べてしまうか、
私の場合は結局、捨ててしまいますね。
虫が増殖するのは嫌ですから。
今度は保存をしっかりして虫の発生をできるだけ防ぎたいですね。