退職金制度があればいつもらえるのか、
非常に気になる、きちんともらえるのか不安なところありますよね。
私自身も会社を辞めるとき、一番気になることでしたね。
今回は、退職金は辞めてからいつもらえるの?退職金と退職金共済の違いとは?
について紹介していきます。
退職金は辞めてからいつもらえるの?
一般的な退職金の支給時期などをお話すると、
辞めてから1か月~2か月後が多いようです。
遅くとも6か月以内が常識の範囲内ではないでしょうか。
ただし、退職金がいつもらえるかは、正直なところ正確にはわかりません。
なぜかというと、会社によって退職金に関しての制度ややり方が違います。
一番いいのは、今いる会社に直接確認するのが間違いないです。
ただ、まだ退職することが決まっていない場合や
もう少し後で退職予定している場合などは、
会社に聞くのもちょっとできないですよね。
どうすればいいか?
今すぐできる確実なことは、
就業規則を確認する事です。
☑会社は、退職金制度を設ける場合
就業規則に退職金の支払い時期を規定しなければならないです。
なので、就業規則を確認することで支払い時期はわかるはずです。
もし、規定がされていない場合でも労働基準法で、
請求してから七日以内に支払わないといけないと決められてます。
また、退職した人から実際にいつ頃支給されたか聞くのも確実ですね。
普通は、退職時に会社の総務課などから説明があると思います。
☑私の会社の場合は、
・就業規則に勤労者退職金共済機構との間に
退職金共済契約を締結して行う。
・掛け金月額と掛け金納付月に応じて退職共済手帳により、
社員本人が機構に対して請求手続きをして支給を行う。
と規定されています。
簡単にいうと、
①退職金共済から退職金が支給され、
会社が毎月掛けていた金額分を退職金としてもらえます。
②そして、やめた時に会社から渡される退職共済手帳を持って、
退職金共済に請求してから支給されるということです。
退職金共済に確認すると退職月の翌々月、
2ヶ月後の支給になるようです。
ただ、会社の手続きなどの関係でさらに遅れるかもしれないとのことです。
退職金制度と退職金共済の違いとは?
●退職金制度は、会社が独自に決めた退職金規定で退職金を支払います。
この場合、規定の中身が大事で倒産や業績悪化などがあった時に減額されるということもありえます。
●退職金共済は、会社が毎月共済に掛け金を支払い、その積立てた分を退職金として支払います。
外部に退職金を会社が貯金しているようなものです。
会社は、毎月の掛金が経費としてできるのでメリットがあります。
また、会社が倒産しても退職金として支払われます。
大きく違いをまとめると、
①退職金制度は、退職金規定により減額も増額もできる。
退職金共済は、懲戒免職などで支給を停止したりはできますが、故意に増額や減額はできない。
②会社が倒産しても、退職金が守られるのが退職金共済。
まとめ
退職する時、退職を考えている時には
退職金の規定を就業規則で確認しておけば、いつ頃支給されているかわかります。
退職後はなにかとお金の不安も大きくなるので、
あらかじめ確認しておくことで、
人生プランがスムーズになるようにいきたいですね。