「自分は集中力がないから…」
そういうふうに考えていないでしょうか?
勉強に集中できない理由とは?
勉強に集中できない理由は、
勉強が習慣になっていないからということが言えます。
逆に勉強に集中できる人のことを考えてみると、
勉強することが習慣化しているということ。
集中力というのは、
生まれながらにあるものではなくて、
生まれながらにつけていく力の一つ。
一度くらいは、
時間を忘れて集中したことがあるはず。
ゲームや趣味、読書なんでもいいですが、
この時の集中力はスゴイはずです。
無我夢中です。
だから、集中力は誰でもあるんです。
ただ、勉強の場合はこんなふうには行きませんよね。
勉強の場合の集中力は、
自分のやりたい、楽しいことよりも、
かなり低い集中力しか出せない。
その低い集中力は、
訓練することでアップすることできます。
私自身も
勉強する時の集中力が足らなくて、
いつも脱線してしまっていましたが、
これは訓練で鍛えるものだと考えるようになってから、
集中できるようになりました。
どうしたかというと、
毎日、必ずやる勉強量を決める。
例えば、問題集1ページは必ずする。
簡単にできる、できるだけハードルの低いものにして、
毎日必ず実行する。
また、時間設定はしないで、
勉強の量だけを決めます。
そして、
とにかく、それだけ。
ポイントはどんなに調子が悪くても、
逆にどんなに調子が良くても同じ量だけすること。
1ヶ月続けることができると、
かなり自信になります。
さらに、1ヶ月毎に勉強の量を見直して、
増やしていく。
こうして訓練していくと、
勉強することが習慣化されてきます。
そうなったら、
だんだんと勉強が楽しくなるはずです。
勉強に集中できないなんてことにならない。
もう、習慣になっているから、
簡単に勉強を続けることができます。
と、えらそうなことをいってますが、
悪い習慣はすぐ習慣化するのに、
良い習慣はなかなか、続けるのは辛いです。
ここが成績アップできるかの、
分かれ道なのかもしれないです。
「やらなきゃ、やらなきゃ」と思って、
気持ちだけ焦って手に付かない、
それなら毎日少しだけの勉強量でいいので続けてみてください!!
必ず、変わってくるはずです。
勉強に集中できる環境は?
勉強を習慣化するために一番大事なのは、
勉強する環境です。
何を言っても人間、環境に左右されます。
自分が一番勉強を続けやすい環境にするということ。
◎机の上を整理する
勉強道具以外の物を置かない。
◎目標を張り出す
見える位置に張り出すこと。
できるだけ、具体的にすること。
◎部屋の色
落ち着いて勉強するという意味でも、
青色基調の部屋にするとリラックスして勉強できます。
ただ、部屋の蛍光灯はナチュラル色にしてください。
少しオレンジ色の暖かみの感じる色をしています。
◎香り
集中力を高めるのに良いとされている匂い。
・ローズマリー
・ペパーミント
・ユーカリ
・レモン
・グレープフルーツ
・ティートゥリー
・シダーウッド
◎音
静かな方がいい人、音楽をかけたほうがいい人、
その人によってかなり違いがあります。
私なんかは、なぜかテレビつけっぱなしにして、
勉強しないと落ち着きません。
ただ、暗記する場合は、
静かな部屋して、念仏のように唱えます。
自分にあった音楽を見つけるのがいいですね。
勉強に集中できる時間帯は?
勉強に集中できる時間帯。
よく言われるのは勉強は朝にやるほうがいい。
理由は、
①脳がリセットされた状態になる。
②脳がアルファ波を出す状態になる。
要するに、
脳が空の状態なので頭に入りやすい。
そして、
アルファ波は集中している時に大きくなります。
朝は、リラックスできている時間帯なので、
すでにアルファ波が脳から出ているので、
集中しやすいと言えます。
また、寝る直前にもアルファ波は出ています。
そこで、
朝やるか夜やるほうがいいのか?
どちらでも
自分にあった時間帯でいいと思います。
ただ、
ポイントはリラックスするということ。
「頑張ろう、頑張ろう」と力んでしまうほど、
緊張して無駄な力が体に入ります。
余計に集中できなくなりますし、
長続きしなくなります。
スポーツでも同じですよね。
いかにリラックスした状態で挑めるかどうか。
自分がリラックスできる時間帯、
ストレスの感じない時間帯に勉強するようにしましょう。
まとめ
勉強に集中できるように、
習慣化をめざすこと。
自分にあった環境やスタイルを確立すること。
良い意味で、
気楽に勉強を楽しみながら、
やっていると集中力はあとからついてきますよ。