ご来光と初日の出の違いって何?初日の出を見る意味や由来とは?

 
087863
1月1日の元旦、一年の一番最初に出で来る太陽。初日の出。
毎年、初日の出を見てその一年の健康や幸運を拝む人もいれば、
初日の出は見ない人もいると思います。

でも、初日の出ってなんかめでたい、ご利益のあるイメージがありますよね。

そう言えば、昔おばあさんが初日の出の事をご来光って言って拝んでました。
ご来光と初日の出ってどう違うの、そう思いますよね。

今回はご来光と初日の出の違い、初日の出を見る意味や由来を紹介していきます。

スポンサードリンク

初日の出を見る意味や由来とは?

 
 初日の出を見るのは、日本古来からの習慣でめでたいとされていましたが、
明治以降に天皇が四方拝という元旦の儀式を始めたことから、庶民にも拝む習慣になりました。

初日の出がなぜめでたいのかというと、初日の出と一緒に年神様があらわれるとされていたためです。
年神様は、穀物の豊穣を司る神様なので、食べ物に困らないようにその一年の豊作を祈り、
また、前の年の感謝の気持ちをお祈りする。日本人はもともと農耕民族であったので、
その習慣が深く根付き、今現在でもお祈りする部分だけが残っています。

お正月には、年神様をお迎えするためのお供え物をします。
法蓮飾り、門松で自分の家に迎え入れ、鏡餅には年神様がそこにとどまるためのものでした。
お正月と初日の出は、新しい年の健康や幸福をお祈りする大切な時でした。

スポンサードリンク

ご来光とは?

 もともとは阿弥陀如来のご来迎のように見えることから、
ご来光という言葉きたようで、信仰からの語源としてきているものです
おばあさんがご来光といっていたのは、仏様が出てきた時と同じ情景を思い浮かべて、
神様にお祈りしていたのかもしれないです。

現在では信仰とは関係なく、使われています。
単に日の出のことをご来光ともいいます。
052162
 

まとめ

 現在では、ご来光も初日の出も同じ日の出のことです。
ですがもともとの拝む対象の神様の違いや由来は違います。

初日の出やご来光を有難がる日本の習慣が残っているので、
私達も初日の出やご来光はとても良い、ご利益のあるイメージをもっているんですね。

合わせて読みたい!
お正月の元旦の日に食べるおせち料理。 自分が子供の時や若い時はそんなに興味がなかったのですが、 自分に家族や子供ができて...
スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

こちらの記事もおすすめ!!