そろそろ、お歳暮の時期。
最近は、両親にお歳暮を送る人が増えて、結婚後というタイミングで
始める人が多いようです。百貨店やスーパー、通販での産地直送で送るものと、
自分にも欲しいと思える商品が出て、種類も豊富、やっと品物は用意できたけれど、
ただ送るだけじゃ、お歳暮のマナーに沿わないようです。
特に、お歳暮を渡す時は、直接渡すことができればいいですが、
お店からや産地直送で送るのが一般的になってきています。
お歳暮のマナーで送り状をつけないと、贈り主から何の言葉も無いのは、
いくら両親でも失礼かと思われます。簡単なメッセージでも添えるように
することで、お歳暮に含まれる日々の感謝の気持ちも伝わると思います。
また、義両親に贈る時はお歳暮の形式にも気を遣う必要があるかもしれません。
今回はお歳暮を両親に贈る時の送り状の文例などを紹介していきます。
お歳暮を両親に贈る時の送り状の文例
両親に贈る時は、そんなに形式に拘らずに普段使っている言葉を
交えて自由な文面でかまわないと思います。
私の場合は、下記のような文にしていますよ。
【文例】
今年も残すところ僅かになり、寒さが一段と厳しくなってきましたが
お父さん、お母さん、元気で暮らしていますか。
私達4人は、毎日の仕事や育児で忙しいですが、元気で過ごしています。
今年は、ご無沙汰ばかりで申し訳なく思っています。
今のところ、お正月には家族4人そろって帰る予定をしております。
先日、〇〇百貨店でお父さんの好きな〇〇をみつけたので、
お歳暮として送りました。おそらく、おいしいものです。
二人揃っていつも元気にいてくれるのが皆の元気にもなります。
寒いですがお体には気をつけて、良い新年を迎えになりますようにお祈りいたします。
お歳暮を義両親に贈る時の送り状の文例
義両親に、贈る時はやっぱり気を遣うものですよね。
私の場合は、形式上の言葉を交えて贈ってます。
ご参考になればいいですね。
【文例】
拝啓
師走の候、今年も残り僅かになりましたが
お父様、お母様ともに元気でお過ごしでしょうか。
ご無沙汰ばかりで、申し訳ございません。
私共もおかげさまで元気に過ごすことができております。
日頃の御礼と歳末のご挨拶がわりに、〇〇百貨店のお歳暮の品物を送らせて頂きました。
お口に合いましたら幸いです。
寒い日が続きますが、どうぞご自愛頂き、
良い新年をお迎えになりますようにお祈り申し上げます。
略儀ながら、書面にて歳末のご挨拶を申し上げます。
敬具
●送り状に記載するもの
・時候の挨拶を入れる
・一年の感謝の気持ちを伝える
・贈り物の内容(生物の場合は発送日)
・相手の健康を気遣う言葉をかける
両親へのお礼状は必要?
両親からお歳暮をもらった場合は、お返しする必要は本来無いです。
ただ、お歳暮自体を贈り合っているのも多いです。お歳暮は相手に感謝の意を
伝えるためのものでお返しする必要はありません。
ただし、お歳暮を頂いたらお礼状は必ず必要です。
お礼状を出すのは礼儀です。
両親であれば、電話やメールでも構わないと思いますが、
本当は便箋での手紙か最低でも葉書でとされています。
注意しないといけないのは、
出来るだけ早くお礼をすることです。
お礼状は、相手の心遣いへの感謝の気持ちを表すものなので、
それ以外のことはあまり書かずに、ストレートに感謝の言葉や感じたことを
書くようにしましょう。
まとめ
お歳暮を両親に贈るのは、やはり日頃の感謝の気持ち、
普段はなかなか伝えることないですが、一年の一回しかない機会なので大切にしたいですね。
子供ができてからは、特に両親に感謝感謝ばかりです。
また、送り状も使い分けは必要かもしれませんが、
両親であるけれど、送り状やお礼状で丁寧に気遣いを見せることで、
より感謝の気持ちが伝わるといいですね。