白菜ってみずみずしくて、お鍋の具材には欠かせない野菜ですよね。
白菜をカットして調理する時に
黒いブツブツの斑点があるのを見たことないでしょうか?
あまり、気持ちのよいものじゃないので、
できるだけ取り除いて食べたり、
黒い斑点はなんなのか、
古い白菜を買ってしまったのかなあと思ったりします。
今回は、白菜に関して、
白菜の黒い斑点は食べられるの?
白菜の長持ちする保存方法と消費期限は?
白菜の外側の葉は捨てる?1枚1枚洗う?
おいしい白菜の見分け方とは?
というちょっとした疑問をいくつかピックアップして紹介しています。
白菜の黒い斑点は食べられるの?
白菜にときどき見られる黒い斑点は、食べても問題ありません。
では、この黒い斑点は何なのかというと、
白菜ができるときに自然にできる斑点で、「ゴマ症」といわれるものになります。
原因は、土壌に含まれる肥料たっぷりの畑で育つことで、
細胞内の窒素が多くなり、それを減らすために水分を吸収して細胞が膨らみます。
それが白菜のストレスとなってしまい、ポリフェノールが出るとされています。
ポリフェノールが黒く変色してしまうために黒い斑点となってあらわれます。
普通は白菜の白い茎部分にたくさんでき、
また、虫食いの後やぶつけてできた茶色い変色とは異なり広範囲に広がっています。
他の野菜でもストレスや異変が起こると出ることが見られます。
白菜の長持ちする保存方法と消費期限は?
白菜の保存方法は、
①基本的に新聞紙に包んで芯を下にして保存するようにしましょう。
できれば新聞紙は2重か3重にしておくとより丁寧です。
1枚目は濡らした新聞紙に包み、2枚目乾いた新聞紙で包むといいです。
冬場の間は気温が低いので風通しの良い冷暗所で常温保管してもいいですが、
夏場の場合は野菜室や冷蔵庫の中で保管するにしましょう。
②カットしたものは冷蔵庫で保存。
白菜をカットしたものは、切り口から茶色く酸化しやすくなるので、
ポリ袋に入れて冷蔵庫で保管するようにして、早めに食べてしましょう。
③白菜を冷凍する場合は?
白菜を冷凍して保存する時は、白菜の葉を1枚1枚はがす、
もしくは大きめにカットして軽く塩ゆでした後に冷凍保存するといいです。
その時、水気をしっかり切ってからジップロック等に入れて冷凍させます。
使う時にも凍ったまま、炒め物やお鍋に投入すればいいので楽ちんです。
白菜の長持ちする保存方法は、
やっぱりカットしないで「まるごと1個」を新聞紙で包んで冷暗所もしくは野菜室で保管すること。
白菜をまるごと一個買うことは少ないかもしれませんが、
1/2、1/4カットしているものだとカットされた部分から悪くなってしまいます。
まるごと一個を切らずに周りから1枚1枚葉を取って使用していくのが、
白菜を長持ちさせるポイントでもありますね。
白菜の消費期限の目安としては、
・まるごと1個で保管 2週間~一ヶ月
・カットして保管 1週間
もちろんですが、できるだけ早く食べてしまうということが前提です。
・全体的に黒ずんだり茶色く変色している。
・汁気が出て見が溶けたような状態になっている。
・変な臭い(酸っぱい)がする。
白菜が傷みだしてきたと感じたら、食べるのはやめておきましょう。
一部が変色しているだけならその部分は取り除いて食べましょう。
白菜の外側の葉は捨てる?1枚1枚洗う?
白菜の外側の葉って何枚捨てるか?
一枚一枚外して、洗うのか?
ちょっと疑問に思ったことありませんか?
私の場合は、一番外側の葉のみ2~3枚のみ捨てています。
それを1枚1枚はがして、水洗いしてからザルにおいて使用しています。
たまに、虫がついていたりすることもあるので念のために軽く洗っている感じですね。
当たり前かもしれませんが、白菜は外側の葉ができてから、中が葉が成長していって大きくなる野菜です。
中の部分の葉は果物で言えば、実みたいな感覚で私は食べていますね。
おいしい白菜の見分け方とは?
最後に、やっぱりできるだけおいしい白菜を選びたいのですよね。
ちょっとした簡単ポイントを参考においしい白菜選びしてみてくださいね。
①外側の葉は緑色がGOOD!!
②持った時にずっしりとしているもの!
③カットしているものは切り口が白くて詰まったもの!
④裏返して芯の部分は小さくて、カットしてあれば芯は短い方がいい!
白菜を持って軽く押してみてつまっているものがいいです。
葉が詰まっているものは栄養がきちんと行き届いている証拠でもあります。
何個か白菜を実際に持って比べてみないとわからないことも多いのでいくつかチェックしてみてください。
白菜の中身が黄色いものと白いものがあるのですけど、品種の違いによるものなので気にしなくてOKです。
基本は黄色系の白菜が多いです。
ちなみに、冬の白菜はこれで選んでもらっていいのですが、春の白菜は少し違います。
春の白菜は、葉と葉の隙間がゆったりしているのと、
芯が少し長い、黄色の葉の部分が少ないという特徴があります。
白菜は、ほとんどが水分でできた野菜です。
中に行くほどみずみずしいのが新鮮です。
もし、中が乾いてしまっているものは古い可能性が高いので注意です。
まとめ
白菜の黒い斑点部分は見た目からあまり良くありませんが、
水炊きではなくて、白菜があまり目立たないキムチ鍋とかにして食べるといいですよ。
できるだけ、おいしい白菜を選ぶためにもちょっとしたポイントを押さえてからスーパーで買い物してみてくださいね^^