家族で協力して、あさりをたくさん採れると良い思い出にもなりますよね。
お家に持ち帰って食べるのが楽しみの一つ。
そういえば、うちの子供はあさり食べたことないなあ~
はじめて食べるけど、食べてもいいのかな?
貝類ってなんか心配なんですよね。
今回は、
あさりは何歳から食べれるの?
あさりの砂は食べたらどうなる?
潮干狩りのあさりの日持ちは?
というのを紹介していきます。
あさりは何歳から食べれるの?
あさりは何歳から食べれるどうかは、
1歳くらいからが安心して食べさせられるといえます。
正確には、離乳食の本にも載っていますが、
「カミカミ」期に入ったら食べても大丈夫です。
個人差はあると思いますが、
だいたい9か月目から11か月目といった時期です。
子供が1歳になる頃から、
ほとんど大人と同じものが食べれると言われているので、
食べさせていきましょう。
ただし、いくつか注意しておくことがあります。
☑あさりは噛み切りにくい。
小さい子供の場合は、小さく切ってあげるなどの食べやすくなる工夫が必要ですね。
☑貝類のアレルギーの可能性。
過度に心配することはありませんが、
はじめは少量ずつ食べるようにしましょう。
☑しっかり加熱する。
貝類と言えば、ノロウィルスの心配もありますよね。
正しい知識をもって加熱すれば大丈夫です。
ノロウィルスは85℃~90℃で90秒以上の加熱が必要になります。
特に貝の内臓部分にウイルスが潜んでいるので、
貝の中心部分の温度が重要です。
また、まな板などの調理器具からの2次感染ということがあります。
調理器具の使いまわしは避けて、洗浄と消毒にも注意しましょう。
あさりの砂は食べたらどうなる?
どうしても、あさりなんかの貝類には砂が残っていることあります。
子供にも当然食べさせたくないですし、
食べたくないものですが、
あさりの砂を少量食べたとしても、
便の中に混じって出ていきます。
よく言われるのは、砂を食べたら体の中に蓄積されて尿結石になるって
思われている人もいますが、
これは、間違いです。
体内でできる結石は、
炭酸や尿酸、シュウ酸にカルシウムが結合したものなので、
あさりの砂とは関係ありません。
食べても大丈夫と言っても、
砂を食べたい人なんかいませんからね。
潮干狩りだと、
たくさんのあさりを砂出ししないといけないから大変です。
なかなかうまく、砂出しできていないこともあるので、
砂出しのポイントも確認してみてください。
あさりの砂出しのポイントは、
あさりが生きていた時と同じ環境を家でも作ってあげることです。
・砂出しの水は海水と同じ塩分濃度にする。
海水の塩分濃度は3~5%と言われています。
水が1リットルなら塩を30~50グラム入れるようにしましょう。
・水量はあさりがひたひたに浸かるぐらいの量です。
これ以上になると、あさりが呼吸できなくて酸欠状態になります。
・新聞紙で薄暗くして、10~15度の温度で保管する。
また、あさりは生きてる時しか、
砂出しをしてくれないので砂があると
死んでしまっていたあさりを食べた可能性もあります。
調理前にあさりを2つこすり合わせるようにして、
こすった時に貝がずれる時は死んでいます。
潮干狩りのあさりの日持ちは?
普通に潮干狩りでとって砂出しして食べるあさりなら、
基本は1~2日くらいで食べてしまうようにした方がいいですね。
そもそも、貝類というのは傷みやすいものですから。
臭いが出てきてりや菌が増殖してしまうこともあります。
特に子供が食べるならなおさら、早めに食べてしまいましょう。
大人比べて内蔵関係が弱いので、下痢とか発熱、吐き気なんかの症状には注意が必要ですね。
とにかく、あさりが傷んでいるかは見た目だけで判断ができないので、
ちょっとでも悪い可能性がある死んだ貝を食べないということ。
生きている時はあさりが閉じていて、
調理で加熱する時には開いているというのが食べてもいい目安になります。
まとめ
あさりなどの貝類は子供に食べされる時には、
食べれたとしてもいろいろと注意することがありますね。
魚介類の一つとして、栄養価にも優れていますし、
何でも好き嫌いなく食べてくれる子供にもなって欲しいから、
いろんなものを食べさせたいですよね。