お正月の鏡餅、子供にお正月の風習を教えるためにも鏡餅をお供えしました。
昔の鏡餅と違い、スーパーで売っている真空パックに入っている鏡餅。
手軽でカビも生えず、長持ちするのですが、これってどうやって食べればいいの?
切るにも固そうだし、そして、いつに食べるのが正しいのか?
今回は、子供に教えるためにも鏡餅の意味、真空パックに入っている餅の切り方や
食べ方、いつ食べるのかを紹介していきます。
お正月に鏡餅をお供えする意味とは?
昔から餅は、ハレの日(満月の夜)の食べ物で、餅に稲の霊が宿ることで
餅を食べる人には力が与えられると考えられていたのです。
鏡餅には、年に一度、家に訪れる神様、「年神様」が宿られます。
正月のお供え物の象徴的なものが鏡餅で、鏡餅がないと年神様の居場所がないです。
年神様は正月の間、鏡餅に宿り、お年玉を与えて下さります。
お年玉とは、「お年魂」で一年間を力強く生きていくための、必要な活力の源と考えられていました。
そういう意味では、お正月の鏡餅が一番重要なものであることがわかりますよね。
今年は、大きい鏡餅を玄関か床の間にお供えして見てはどうでしょうか?
鏡餅、いつ食べるのが良いの?
1月11日の鏡開きといってお供え物を下ろす日に食べます。
鏡開きとは、正月に年神様に供えた鏡餅を雑煮や汁粉にして食べることで一家の円満を願う風習です。
地域により鏡開きの風習に時期の違いはありますが、多くは1月11日に行われているようです。
鏡餅、真空パックの餅の切り方や食べ方とは?
お正月の鏡餅が欠かせないことはわかったのですが、
近年はやはり手軽でカビも生えず、長持ちする真空パックのものをお供えするのが多いですよね。
本来は神様にお供えしたお餅ですので包丁などで切るのはダメです。
縁起が悪いからです。お餅にヒビが入るのを待ってから木槌などを使って割るのが本来の風習。
私の場合は、プラスチック容器から取り出し、硬いので包丁の峰にふきんを当てて押し切りします。
意外と簡単に切れます。くれぐれも手を切らないように注意して下さい。
そして、食べる分だけ残して冷凍します。冷凍後は、一週間を目安に食べましょう。
定番ではありますが焼いて雑煮に入れます。
もし切らない場合は、真空状態のままでたっぷりのお湯のなかに入れてしっかり温めてみてください。
時間は大きさによってかなりかかるようですが、破裂はしないようです。
また、レンジで濡らした耐熱容器にお餅を入れてチンする。
柔らかくなったお餅を手でちぎって、丸めてきなこもちにする方法もあるようです。
その場合、やけどしないように気をつけて下さいね。
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まとめ
真空パックの鏡餅は、お供えするのは簡単に出来ますので、なるべく余裕をもって用意をして12月28日にはお供えするのが良いそうです。
ちなみに31日にお供えするのは、一夜飾りとして嫌われていますので注意しましょう。
そして、年末年始には子供とも鏡餅の用意やお飾りをしながら、
その年の感謝の気持ちを忘れずに、また来年の健康と幸運を祈って鏡餅のお供えし、
鏡開きでは美味しくお餅を食べて家庭円満で一年を過ごせたらいいですよね。