玉ねぎっておいしいので
よくお料理に使うのですが、
切ると涙が止まらないんですよね。
玉ねぎに弱いんです。
かといって
涙を手で拭うと悪化するので、
涙を垂れ流して料理しています。
はたから見るとこわいです。
玉ねぎを切っても泣かない方法って
ないのかなあって思いますよね。
今回は、もう涙に困らない!玉ねぎのみじん切りで涙が出ない方法と玉ねぎを食べる理由を紹介しています。
もくじ
玉ねぎを切るとどうして涙が出てしまう?
玉ねぎを切って泣くのは、
硫化アリルという成分が原因なんです。
ご存知ですしょうか?硫化アリル。
切ると玉ねぎの細胞が壊れて、
発生するのがこの硫化アリル。
わさびやにらにも含まれていますが、
それらを切るときは別に泣きませんよね?
実はこの硫化アリル。
蒸発すると目が痛いんです。
わさびも、
すりおろしたてのものが近くにあったら、
きっと目が痛くなりますよ。
硫化アリルは刺激性の物質で、
目に入ると神経が、
「これはいけない!流さなきゃ!」
と涙を流します。
もう涙に困らない!玉ねぎのみじん切りで涙が出ない方法!
じゃあ、玉ねぎを泣かないで切るには、
どうしたらいいの?
いくつか紹介しますので参考にしてみてくださいね。
①冷やして切る。
普通、玉ねぎは常温保管していますよね。
以前テレビで見たのですが、
冷やせば泣かないというのをみてやってみました。
テレビでは15分~20分位冷やすということでした。
私が冷やしたのは
数時間冷蔵庫に入れておいて切りました。
それでは、まだ涙が出てしまいました。
かなり玉ねぎに弱いです。
それじゃあ、冷やすと言っても冷凍してみました。
私の場合、冷凍庫で凍らして、
凍ったまま切ると涙が出ませんでしたので、これも有効です。
でも、切りにくいので、
手を切らないとように気を付けてくださいね。
②よく切れる包丁で切る。
細胞って叩かれたりして、
つぶれたほうが壊れます。
なので、よく切れる包丁か、
研いだ包丁で切ると泣きにくいです。
いちごも、よく切れる包丁で切ると、
切り口がきれいですよね。
③玉ねぎを水にさらす。
玉ねぎに切れ目を入れてから、
水にさらしておく。
硫化アリルは水溶性です。
少しでも硫化アリルを水で流す。
ちょっと長めの20分くらいはつけておく。
サラダで玉ねぎをスライスして食べる時みたいな感じですが、
切る前にというのがポイント。
④ガスコンロの火をつけておく。
また、硫化アリルは
可燃性でもありますので、
ガスコンロの火をつけておく
という方法もあります。
⑤レンジで加熱する。
ちょっと意外ですが、
レンジで加熱するのも効果的です。
レンジで温めると、
硫化アリルが蒸発するため。
お料理と調理方法に合わせてやれば一石二鳥ですね。
そうまでして玉ねぎを食べたほうがいい理由!
玉ねぎの調理が苦手でも、
食べたほうがいい理由を知ると、
毎日でも調理したくなりますよ。
では、玉ねぎはとても栄養豊富。
ビタミンなどではありません。
それは少ないです。
でも、硫化アリルや、
ケルセチンなんかが入っています。
硫化アリルって涙を出すアレですが、
悪い成分ってわけではないんですよ。
よく「玉ねぎを食べたら血液サラサラ!」
といいますよね。
それって、硫化アリルのシワザなんです。
あと、ビタミンB1の吸収を
手助けしてくれるので、
ビタミンB1を効率的に摂りたいのなら、
玉ねぎの力を借りるといいんですよ。
ケルセチンは、
ポリフェノールの一種です。
ポリフェノールというと
赤いイメージですが、
実は玉ねぎにも入っているんです。
それが入っていると
血管を丈夫にしたり、
血液をサラサラにしてくれます。
さらに悪玉コレステロールを減らし、
脂肪の吸収を抑えます。
健康にも、ダイエットにもいいですね!
他にも、カリウムなどを
たくさん含んでいます。
そんな玉ねぎの効果を
効率的に受けるには、生食がおススメ!
なので生食向きな
新玉ねぎがおススメです。
でも生の玉ねぎはからくて、
あまり食べると苦しいです。
その場合、しっかり炒めて
甘くなってから食べるのもありですからね。
実は、生の玉ねぎとは効果が変わってしまいますが、
炒めても似たような効果が期待できますよ。
まとめ
玉ねぎっていつも使う食材ですが、
意外と効果がすごいですね!
こんなにいろいろある玉ねぎ。
涙が出るからと、
料理に使うのを避けていたら、
とってももったいないですね。
是非、食べて欲しいです!
私が話した中で、一番合うもの、
お手軽な方法を見つけて、
玉ねぎを食べてみてくださいね。