はじめて、冬にきりたんぽ鍋をやってみたい!
秋田県の郷土料理でもあるきりたんぽ鍋。
でも、きりたんぽっていう名前は聞いたことあるけど
どんな具材を入れたらいいのか?
どんなスープにすればいいのか?
締めはどんなのがあうのか?
いろいろとわからないことが出てきますよね。
今回は、
きりたんぽ鍋の人気の具材は?
スープは何がおすすめ?
締めのレシピはこれで決まり!!
というのを紹介しています。
きりたんぽ鍋の人気の具材は?
きりたんぽ鍋を自分でつくるとき、家庭でも手に入りやすい具材を揃えることになるので、
よく鍋料理に使う豚肉、白菜、糸こんにゃく、きのこ類が主流になりますよね。
でも、本場である秋田でつくるきりたんぽ鍋と再現したいのであれば、
ねぎ、ごぼう、鶏肉、まいたけ、せりは、定番の具材となります。
鶏肉は、こだわるのであれば比内地鶏です。
これはどこでも手に入る具材というわけではないので、スーパーで購入できる鶏肉にしても全然OKです。
というのも、本来秋田の家庭料理なので、比内地鶏じゃないといけないというわけではありません。
鶏肉は、ぶつ切りにしたものを入れるもよし、つみれ団子にしておくのもよし、好みに合わせて工夫をしましょう。
せりについては、栽培したものであれば通年で流通していますが、
近くのスーパーや八百屋には置いていないかもしれないです。
ただ、個人的にきりたんぽ鍋はとにかく、せりが重要です。
せっかくなら、きりたんぽ鍋はせりを入れて食べたいところです。
そして、主役のきりたんぽですが、自分で米をつぶして串に刺し、フライパンやホットプレートで焼くことで作ることが可能です。その際、米粒は3割ほど残るようにしておきましょう。
普通の食事で使っているうるち米だけでも作ることも出来ますが、煮崩れしやすいので、もち米を混ぜて粘り気を出して丈夫にすることもできます。
ちなみに、あまりきりたんぽ鍋に入れないとされている具材が、
白菜、にんじん、しいたけ、魚の練り物。
繊細なスープの味が変化してしまったりするものは、あまり入れないということです。
スープは何がおすすめ?
きりんたんぽ鍋を食べるときのスープというと、定番中の定番は鶏スープです。
特にきりんたんぽには日本三大地鶏のひとつである比内地鶏をつかったスープが最適です。
鍋に水を張り、昆布と干し椎茸を入れて戻します。
比内地鶏の骨を水にさらして臭みを抜いた後、臭い消しの葱や生姜と一緒に入れて煮ていけば、ダシが出てきます。
それで数時間煮込んでいけば鳥スープの完成です。
煮込んでいる間にはアクが出てくるので小まめにすくうようにしておきます。
ただ、家庭でつくるときには、この方法だと少々手間がかかりますから、市販されている比内地鶏の濃縮鶏スープでも十分です。
きりたんぽ鍋のセットを購入すれば、具材と一緒にスープの素も入っているはずなので、それを使えば失敗することはありません。
あとは、鶏スープをベースに味噌味に仕立てたり、カレー味などに変化させても良いでしょう。
鶏スープを使わないというスープというと、トマト鍋に仕上げるという方法もあります。
トマトの缶詰からミネストローネのようなトマトスープをつくって、きりたんぽ入りのトマト鍋にすれば、子供も喜んで食べられます。
温めた状態でも美味しいですが、冷やして食べるトマト鍋というのもあるので試してみると良いでしょう。
締めのレシピはこれで決まり!!
きりんたんぽ鍋は、具材をあらかた食べた後も、かなりのスープが残ってしまいます。
そのスープを活かした締めのレシピというと、最適なのはラーメンです。
鶏スープで食べる場合には、普通のラーメンと同じく濃厚な味で食べることが出来ますから、満足して締めることができます。
きりたんぽも米で出来ているものなので、米が続くことになりますが、ご飯を入れて雑炊と言う形にすることもできます。
ご飯と一緒に溶き卵を入れて、少し固まったところで刻んだネギをふりかければ、スープの旨味を最後まで堪能できる雑炊の出来上がりです。
同様に米からできたものとして焼き餅を入れて食べるのも、鍋料理の締めのレシピとしては定番のひとつといえます。
もう少し味に変化を持たせたいし、軽く入るものが良いというのであれば、蕎麦、うどんなどを入れて煮るのもいいですね。
なお蕎麦やうどんを食べる時、具材を全て食べてしまった状態だと、物足りないかもしれないので、
白菜や豚肉を少し残して投入しておくとより楽しむことが出来ます。
個人的には、きりたんぽ鍋のあとに、
さらにラーメンやご飯を食べるとなればカロリー消費が気になってしまいます。
もし私みたいな方がおられたら、低カロリーの春雨やビーフンで代用するというのもいいですよ。
まとめ
きりたんぽ鍋の具材やスープについて記事にしましたが、
一番わかりやすい動画があったので最後に紹介しておきますね。
本場大館が公認!きりたんぽ鍋の美味しい作り方を是非チェックしてみてください。