地域によっても様々な習慣がありますし、
最近は、マンションなどで迎え火など、
昔ながらにすべて行うのは難しいかもしれないです。
今回は、
お盆の過ごし方は家族で何するの?
お盆の迎え火と送り火のやり方は?
というのを私の家でやっていることを紹介しています。
お盆の過ごし方は家族で何するの?
私の家では、お盆は8月15日と8月16日に行います。
この二日間は、家族全員が揃うように仕事も休んでいます。
簡単にスケジュールはこんな感じです。
【8月15日】
9:00~お墓参りに行きます。迎え火はお墓でします。
11:00~お坊さんがお経を読みにきます。
12:00~16:00
暑い時間帯は家でゆっくりします。
17:00~お墓の近くに、屋店がたくさん出ます。
お墓に挨拶だけして、屋店にいきます。
【8月16日】
9:00~お墓参り。迎え火の後始末などをします。
15:00~近くの海岸で送り火を行います。
ということで、
お盆と言ってもメインは、
●お墓参り
●屋店
特に、子供は屋店がやっている日、
お祭りの日と思っているくらいで楽しみにしています。
屋店が出るのは、
私が住んでいる地域だけなのかもしれないですが、
こんなに人がいたのかってくらい人が多いです。
本当は、今風に旅行に行ったりしたいですが、
お家の仏壇もあるので毎年こんな感じで、
お盆は静かに過ごすことにしています。
お盆の迎え火と送り火のやり方は?
実際のお盆の迎え火と送り火のやり方は、
地域によって違いがあるのと、
きちんとした決まりはないので、
私のやっている方法を紹介しておきます。
①迎え火は、8月15日のお墓参りに行く時に準備します。
・灯籠(おばあちゃんからもらったもの)
・ろうそく10本程
・マッチ
家でろうそくに火を灯して、
灯籠の中に入れてお墓まで運びます。
この時、できるだけ家族で灯籠をかわりばんこ
しながら運びます。
お墓では、そのまま灯籠から迎え火としてお供えします。
予備のろうそくとマッチは、
次来る人のためにも置いておきます。
②送り火は、8月16日の15時ころに海岸に行きます。
・ろうそく
・線香
海岸沿いの堤防にろうそくを灯して、
送り火にします。
この時線香も一緒に立てています。
ご先祖様への御礼と無病息災などのお願いをします。
昔はお盆の飾りも海に流していたんですけど、
ゴミになるので今はやってる人はいませんね。
最近は、マンションや集合住宅地だと、
迎え火や送り火をやりにくい環境にあるので、
なかなか難しいとは思います。
ご先祖様が帰ってくる時の目印の迎え火、
そして、
ご先祖様に感謝と願いを込めての送り火。
ご先祖様を思う気持ちだけは大切にしたいですね。
まとめ
お盆の習慣もだんだんと薄れていっているとは思いますが、
うちのような簡単な感じのお盆でも、
ご先祖様に感謝の気持ちを伝える機会として大切にしていきたいですね。