30歳を過ぎると健康のことがだんだんと気になってきますよね。
毎年、会社の健康診断は受けているんだけど、
何か大きな病気になったり手遅れにならないためにも人間ドックは受けるか受けないか?
受けれるなら受けた方が良いのはわかるんですけど、
どのくらいの費用が掛かるのかも疑問になります。
今回は、人間ドックを受け始める年齢や検査項目はどんなのがあるか?
費用はどのくらいかかるのか?を紹介しています。
人間ドックを受け始める年齢はいつから?
何歳ごろから受け始めるのがいいのか?
20歳になれば誰もが受けることが可能になります。
なので、決められたルールや何歳から受けるべきというものはなく、自己判断で決めなければなりません。
とはいえ、人間ドックを受け始める年齢は一般的には35歳を過ぎてからが多くなります。
30代の場合は、会社などで軽く検査を受けているのでまだ大丈夫という人もいるのでまだまだ人間ドックを受ける人が少ない年齢ではあります。
40代になると家族のことなども考えて自分から人間ドックを受けようと考える人もいますが、一番検査を受けるのが多いのは50代、60代になってからです。
なので、30歳を過ぎたからといってすぐに人間ドッグを受けなければならないと言うことはないです。
20代の時に不摂生を重ねつづけて、心配という方は受けておいて損はないと思います。
人間ドッグは色々な検査項目がありますが、それぞれの年齢に応じてなりやすい病気などを参考に考えられています。
自分の年齢にあった検査を受けるようにしましょう。
年齢別におすすめの検査項目があるので、自分の年齢でどんな検査を受けるのかを調べてから申し込むことをおすすめします。
まずは、自分の年齢と検査項目、そしてどの病院で受けることができるのか、
その料金や補助が出るのかなどを調べておくといいです。
健康について心配なことや自分の体調で気になることなどがあれば、
検査を受ける前のチェックシートなどで正直に書いて相談する方も多いです。
気になることがあれば早めに検査と治療を行うことが大切です。
どこで受けるのがいいか?
わからない時は、日本人間ドック学会のホームページを参考にするといいですよ。
検査項目の選び方は?
検査項目の選び方はどうしたらいいのか?
人間ドックの検査項目は、基本的に健康診断の検査項目をより詳細にしたものと、各部位のガン検査を行うことが多いです。
検査項目の数も健康診断が10~15項目なのに対して、人間ドックは50~100項目くらいの検査をするのが一般的です。
決められたコースと自分でオプションを選ぶ形となります。
たくさんの項目を受けるほど時間や日数、費用も高くなります。
健康診断で行うもの以外にプラスして受ける項目の例をあげると、
・胃の検査
・PET検査
・脳ドック
・心臓ドック
・婦人科検診
これらを選択して行うことになります。
例えば30代の場合は、注意したいのは将来の生活習慣病です。
将来の生活習慣病を防ぐためのポイントは空腹時血糖値、血中脂質、消化器官などのチェックをしておくことです。
40代の場合は、そろそろ健康リスクは高まる年齢なので腹部を中心とした超音波検査、糖尿病、便潜血検査などを受けるといいでしょう。
基礎検診で糖尿病の検査などを受けられるので一度は検査をしてみることをおすすめします。
普段の生活に不安があるという方などは特にきちんと検査を受けることで早めに対処することができます。
50代はメタボが気になる年齢です。
男女ともにもっともメタボになる確率が高い年齢なのでがん、心疾患、脳血管疾患の3大疾病といわれる病の検査をしっかりと受けることが大切です。
脳卒中や心筋梗塞などのリスクを高める動脈硬化を防ぐために血糖値、肝機能値などに注意を配り、検査項目もそれらを意識したものを選ぶと早めのリスク対策になります。
人間ドックの料金の相場は?
人間ドックの検査費用はかなり気になりますよね。
まず、人間ドックは、健康保険が適用されないので、
働いている企業などの補助が出ない限り費用は自己負担です。
そして、人間ドックの費用の相場は、実施している病院など医療機関によって様々です。
先ほども言いましたように検査の項目が多くなればなるほど費用も上がりますし、
入院する施設によってもサービスが良いところを選べば当然費用は上がります。
人によって、人間ドックの検査項目やコースも違いますからね。
ただ、一般的な人間ドックの相場については考えてみましょう。
人間ドックは、日帰り人間ドックと一泊二日の人間ドックが一般的です。
人間ドックの日帰り検査の場合、費用は大体3万円から6万円ほどです。
基本検査、血液検査、胸部X線、腹部超音波や胃カメラなどの検査を受けることになります。
それぞれの項目に色々な検査内容があるのでしっかりと検査をすることができます。
最近ではさらに脳の検査まで入っていることもあります。
さらに精密に知りたいときは一泊二日のフルコースの人間ドックを受けることができます。
就寝中に検査を行うものなど検査項目が多いので検査費用は高額で大体10万円以上かかるコースもあるので、
自腹で検査を受けるときは補助を受けることができないかを確認してみるといいです。
フルコースといっても病院によって違いがあります。
特徴的なのはMRIやMRA、PET-CT、そしてエコー検査とより詳しく身体の状態を知ることができる内容になっています。
費用の相場はとりあえず人間ドックを受けたいときは6万円以内、詳しく知りたいときは10万円以上と覚えておくといいです。
まとめ
個人的にも、人間ドックは35歳を過ぎたあたりから一度受けておきたいですね。
50歳位に慣れば、年1回位の頻度で受けたいところです。
病気の早期発見や治療にもつながりますからね。
ただ、なかなか自分の体に異変がないと病院へは行きにくいところです。
でも、そもそも人間ドックは治療しに行くわけではなくて検査しに行くところです。
悪いところがなくても、毎日の生活習慣や健康について見直すきっかけにもなりますからね。