急になるって、聞いたことありますよね。
日本人の国民病と言われるほどの症状ですが、
花粉症にならないためにも、
花粉症に急になる原因を知っていれば少しは
予防できるかもしれないですよね。
今回は、花粉症に急になる原因は?
結局、花粉症は遺伝じゃないの?
花粉症にならない人は?
花粉症にならないためにはどうすればいい?その予防法は?
を紹介していきたいと思います。
花粉症に急になる原因は?
花粉症はアレルギー反応の一種。
アレルギー反応は、体に入ってきた異物に対して、
体が拒否反応を過剰に起こすので、色んな症状を引き起こします。
●花粉症の場合は、
①花粉が目や鼻に入ると、体の免疫が危険なものと判断します。
②さらに入ってくる花粉に備えて、Lgeという抗体を作ります。
③この抗体が鼻の粘膜や眼の結膜にある肥満細胞とくっつきます。
④すると、肥満細胞から化学伝達物質が分泌され、
脳に伝わると花粉に対してくしゃみや鼻水、かゆみや鼻づまりを起こします。
●花粉症に急になる原因は、
それが少しずつ体内に蓄積されていきます。Lge抗体が一定量を超えると、
突然に花粉症の症状を起こすと考えられています。
☑一定量は、花粉を吸い込む期間や量、その人の体質などによって違います。
なので、いつ発症してもおかしくないです。
一般的には、一定量に達するまでは20年30年とも言われています。
☑その時の体調や生活習慣、ストレスなども関係して発症するので、
花粉症は複雑で症状も色々とあります。
花粉を吸い込めば吸い込むほど、花粉症になる可能性が高くなるため、
20代や30代の発症が多くそれ以降は年齢に関係なくなるのも特徴です。
まだ、なっていない人は花粉症に急になる可能性があると考えていたほうがいいですね。
結局、花粉症は遺伝じゃないの?
でも、結局のところ花粉症になるのは遺伝じゃないの?
と思ってしまうかもしれないですが、
全てそうとは限りません。
確かに、自分の親や身内にアレルギー体質の人、
花粉症になっている人がいるなら遺伝によりそういう体質の可能性は高まります。
ただ、すべての人に遺伝しているとは限らないので遺伝が原因の全てでは無いですね。
あくまでも、環境やストレス、食生活などの要因が重なって発症する可能性が高いです。
花粉症にならない人は?
ここまで見てくると逆にならない人は、
①花粉を吸い込んでも抗体の蓄積される容量が大きい。一定量までならない。
②体質や遺伝でのアレルギー反応が少ない。
③生活環境や食生活が良く、花粉が少ない。
ということも言えますね。
花粉症にならないためにはどうすればいい?その予防法は?
いつ発症してもおかしくない花粉症。
ならないためにも、できる予防法があればやっておきましょう。
とにかく、花粉との接触を避けるのがいいです。
①家の中に花粉を入れない。
花粉の多い日は窓の開閉、布団は干さないなど注意する。
外から帰ったら手洗い、うがい、服についた花粉をはたく。
②外で花粉に注意する。
外に出る時は、マスクやメガネをして予防してみる。
花粉情報も確認しておく。
③体調管理
睡眠時間を適切にとって疲れをためない。
野菜や魚中心の食生活にする。
アルコールや喫煙は控える。
当たり前のことやできることできないこと、
あると思いますがちょっとした自己管理できるならしておきましょう。
まとめ
これは私の感じることで勝手な考えですが
「花粉を気にしていない」
というのもあるんじゃないかと考えています。
人から「今日は花粉が多い、鼻が目が…」というのを聞くと、
なぜか、
花粉症でもないのに鼻がムズムズしてきたりするんですよね。
人間の体はかしこいのでそう思ってしまうと
過剰反応を起こしてしまうのかもしれないです。
「花粉なんかない」と思って、過剰反応しないように気にしないのもアリかもしれないです。
これだけ、花粉花粉って言われているので難しいかもしれないですが、
自分が子供の頃はそんなに言われてなかったような気がします。
花粉症の人にこれを言ったら怒られますが、
なっていない人はこのぐらいの気持ちでいるのもいいかもしれません。