しばらく使ってなかったシアバターが出てきたんだけど、
やっぱり天然のものなので臭いや色に変化があるんですよね。
結構、お値段がするものなので、
そのまま使うことができるのか?
捨ててしまうっていうのはもったいないですし。
今回は、
シアバターの使用期限はどれくらい?
シアバターの保存方法は?
シアバターが酸化したら使い道は?
というのを紹介していきます。
シアバターの使用期限はどれくらい?
そもそも、シアバターは酸化しにくい油なので、
使用期限は1年程とされています。
ここで問題なのは、
やっぱり開封後の使用期限ですよね。
保存の仕方によっては、
1ヶ月~3ヶ月くらいを目安に使い切るのがベスト。
いくら酸化しにくいといっても、
天然の油、特に無添加のものや未精製のものなんかは、
色や臭いの変化がおきます。
どんな変化が起きるかというと、
☑におい
あきらかに買った時のシアバター特有の匂いではなく、
油が酸化した臭いがする。
こうなってしまったら、
酸化しているのでお肌につけるのは、
やめておいたほうがいいでしょうね。
酸化した後の使い道は下の方で紹介しています。
☑色
もともとは、クリーム色のシアバターが、
だんだんと白くなっていくと油が劣化している場合があります。
その部分だけ、削ったりして取り除く、
内部の部分まで白くなると使用しないという判断基準にもなります。
☑粉がふく
シアバターのまわりに粉がふくことがあるんですが、
これは劣化とは違い、一度溶けた油がもう一度固まってできるものなので、
品質上は問題ないですね。
☑溶けている
溶けたとしても品質が、劣化した訳ではないので大丈夫です。
シアバターは、36度位が溶ける温度なので溶けやすい。
でも、これがお肌になじみやすい一因にもなっているのですが、
溶けたものを再度固まらせると、
ダマになって使いにくくなります。
その場合、湯煎などで均一に溶かして、冷凍庫の急速なんかで冷やします。
キレイに固まるので使いやすくなりますね。
最終的に酸化しているか?劣化しているか?
わからないなら、販売している所に確認してみるのもいいと思います。
ロクシタンなんかは、
お店でもいろいろと丁寧にアドバイスしてくれるはずですよ。
シアバターの保存方法は?
開封後は、保存仕方によっては劣化を早めるかどうか、
かなり大きく変わってくるのは確かです。
ただ、保存方法といってもすごく当たり前のことです。
・直射日光を避ける。
・30度以上になる所におかない。
・フタはきちんと閉めておく。
これだけなんですね。
注意がいるのは夏場の保管方法、
30度以上になる可能性が高いので、
冷蔵庫にいれて保存しておくほうがいいと思います。
シアバターが酸化したら使い道は?
シアバターが酸化してしまったら、
捨ててしまうというのも当然一つの方法です。
でも、結構値段のするもので、
もったいないですよね。
酸化した時の使い道があるといいですよね。
①かかとのクリームとして使用する。
ボディクリームなどで香りが強めのものと混ぜて、
かかとの角質対策に使用するのはどうでしょうか?
お風呂あがりにかかとにぬっておくだけで、
かたいかかとが柔らかくなりますよ。
②靴や鞄などの革製品にぬる。
シアバター配合の靴クリームもあるぐらいなので、
靴や鞄の艶出し程度に使ってみるのもありだと思います。
③フローリングのワックスにする。
溶かしたシアバターに、フローリングのワックスがわりにする。
匂いが気になる場合は、ラベンダーなどの植物の精油で匂いをつけてみてください。
まとめ
はじめから知っていたら、
もう少し大事にしてたんですけど、
酸化や劣化が起こるということは、
それだけ天然で余分な物質が入っていないということ。
開封後はなるべく早く使うというのが理想的ですが、
保存状態が良かったら一年は使えるということですよね。